脾臓摘出の為に入院となったのですが、今年に入ってから三回目の入院になります。常連のようになってしまいました。もちろんこの手術が終われば、四度目の入院はないと勝手に思ってます。
もしかすると、ITPが治るだけでなくUCも治ってしまうかもしれないという、今までに例のないらしい期待が高まります。
いい治療をと色々やってきましたが、さすがに手術となると当然のことながら、不安はあります。何しろ生まれた時から身体にあった臓器の一つがなくなるのです。怖いに決まっています。
部屋は個室に案内されました。他の人に気がねなく自由なのはいいなと思いました。前回と同じように看護師さんからのいろんな質問に答えて、手首に名前とバーコードの印刷された物をつけられました。
そして、手術前の採血です。最低血小板が5万ないといけません。もし足りなかったら輸血をしないといけません。結果は4、7万。最低5万はと言われていたのですが、大丈夫でしょうと言う事で明日の手術に控えます。一番心配だった血小板が何とか足りていた事にホッとしました。
その日、主人にも先生から説明をしてもらいました。どの様な手術になるのか私も、横で聞いていました。腹空鏡手術となります。全身麻酔で、穴を3箇所開け脾臓を取り出すのです。穴は脾臓より小さいので、中で小さく砕いて取り出します。この話を聞いていて更に怖さが増してきました。
手術は、翌日の13時30分からです。それまでにいろんな準備をしなくてはいけません。
手術でおへそに穴を空けます。その為、おへその胡麻=汚れを綺麗にします。看護師さんがオリーブオイルを垂らして、綿棒で拭き取ってくれました。おへそを綿棒でグリグリされるのはあまり気持ちのいいものではありませんでした。
腸の中も綺麗にしないといけないので、前日0時を過ぎたら食物は一切口にできません。次の日の朝に効くという下剤をのみました。水分も朝9時までと制限されました。
検査などで何度も食事抜きになることがありました。手術で痛い思いをすることも嫌なのですが、私は食事を抜く事のほうがそれ以上に嫌だし不快だと自分の中でどうでもいい発見をしてしまったのです。
毎回、検査で朝食抜き…その空腹感+待ち時間は怒りへと変わっていくのです。私だけでしょうか?
人というものは、ダメだと言われるとストレスに感じます。普段の生活で、食事の一食ぐらい抜いても平気なんですけどね〜
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